【小学校の先生】クラスが荒れてきたら「大縄跳び(8の字跳び)」に挑戦!

高学年を指導しているとき、クラスがまとまらなくて困ったということはありませんか?

そんなときこそ「大縄」(八の字跳び)です。

私は、周りの先生に勧められて始めました。クラスが荒れた状態なのに、「大縄」なんてできるはずがない!と思いますよね。ところが、「大縄」には心を一つにするパワーがあるのです。

記録という1つの目標に向かって全員が努力するしなければなりません。誰か一人が欠けてもその目標を達成できません。自然とお互いに声をかけはじめ、会話が増えることで友達のよさに気づく事ができるのです。

学級経営に悩んでいる先生は、ぜひ始めてみてほしいです。


「大縄」をスタートするためには

①まず縄を用意します。グリップが太く、回しやすいものを買うことをお勧めします。

②子どもたちにイメージを持たせる。私はyou tubeで上手なクラスの動画を見せました。

③回し手を選ぶ。
私の場合、学級経営のための大縄という考えだったので、男女にしました。体力のある2人がよいと思います。

④順番を考える。
1番目は、度胸のある子。最後は、跳びにくいため(最初の子と交差する)運動神経のよい子がよいです。また、得意な子の後ろに苦手な子にして勢いで跳ばせる、苦手な子の近くには声をかけて カバーしてくれる子を…など様々な作戦を立てました。

⑤実際にやってみる。
最初はうまくできなくて当たり前です。失敗した子には「ドンマイ」と声をかけさせる事を忘れずに、ひたすら練習します。
1分で何回跳べるか回数を数え(100均のカウンターを使うと便利)、成長を感じられる ようにしました。

問題となってくるのは‥練習時間の確保。どうする!?

授業の時間を使うわけにはいかないので、朝や休み時間になります。子どもたちと話し合い、みんなが納得できるように練習時間を確保する必要があります。

すぐに結果が見えないし、教師の負担も増えるため、「辞めようかな。」と思うこともあると思いますが、まずは1ヶ月。ぜひやってみてください。子どもたちの表情が変わってきます。

荒れたクラスから心を1つに合わせることができるクラスへ変化していくはずです。

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