自分の子を他の子とつい比べてしまうことってありますよね。
でも子どもには生まれ持った「気質」があるのです。その気質を知ることで、人と同じでなくてもいい、気質が違うんだからきょうだいでも違って当たり前と思えるのではないでしょうか。
シュタイナーの4つの気質
①胆汁質(たんじゅうしつ)
エネルギッシュ
正義感に溢れ行動的だが、自分の思うようにならないと暴れることも。
②多血質
明るく、子どもらしい。
何度言ってもすぐ忘れ、叱ってもあまり傷つかない
③憂鬱質
芸術性が高く、考え深いので親を困らせない。
神経質でいろいろなことに傷つきやすい
④粘液質
何をするにもゆったりしている
内側にファンタジーをたくさん持っている
消化器が順調だと気分が良く、食べることが好き
気質を知ってどういかすのか!?
それぞれの気質にはマイナス面と表裏一体のプラス面があります。
子どもの失敗から気質を見極めて、プラスの面を発見しよう。
子どもは気質によって、同じように語りかけても違うように受け取るそうです。
気質にうまく働きかけるとその子のプラスの面がどんどん磨かれていきます。
親と子どもの相性ってあるの!?
親の気質と子どもの気質に相性はあります。
例えば、胆汁質の母親には粘着質の子供が怠慢に見えるのです。
気質は遺伝的なものに生まれながら持っている心がどう働きかけるかによって作られます。
幼児期は母親の気質に影響されることが多いけど、そこで子供本来の気質を生かせると「その子らしさ」を伸ばすことができるのです。