無痛分娩出産レポート☆2回経験した私のリアルな体験&費用面

2018年、2回目の無痛分娩を体験してきました。

無痛分娩の事故がテレビで取り上げられたこともあり、賛否両論あることは知っています。しかし、様々なことを調べた上で私は無痛分娩を選びました。それも2回。実は今回の無痛分娩は2回目で、長女の時も違う病院での無痛分娩を経験しています。

無痛分娩を選んだことに後悔はありません。今後出産をする人には選択肢の一つとして無痛分娩を考えて欲しいなと思います。

私が無痛分娩を選んだ理由

最初に無痛分娩について知ったのは、「たまごクラブ」を読んでいる時でした。「無痛分娩」という名前に興味を持ちました。私は、とにかく子供の時から怖がりで、注射でも何日も前から覚悟していくような性格です。

そんな私に、誰もが死ぬほど痛いという「出産」ができるのか不安でした。

「痛くない出産方法があるなら絶対それがいい!」

それが無痛分娩を選んだ1番の理由です。

もちろん、リスクについても調べました。私の中では、出産にリスクはつきもので、無痛分娩だから事故が多いわけではないという結論に達しました。

無痛分娩を選ぶにあたって、病院選びにはとても気を使いました。無痛分娩をする病院には、24時間対応の病院と計画分娩専門の病院があります。

私は、自然に陣痛が来てから出産したかったので(促進剤を使うリスクと麻酔の効きが悪かった場合の痛みを恐れたため)、24時間対応の病院を選びました。

無痛分娩とは本当に痛くないのか!?私のリアルな体験

21:00 破水(すぐに病院に電話し、すぐに入院決定)

21:50 LDRに通され、陣痛待ち(7分間隔、子宮口1センチ)

23:00 なんとか我慢できる痛み

看護師さんから「麻酔しますか?」と言われる。

ギリギリまで我慢するつもりだったけど、痛くなったらすぐに麻酔開始できるように管を準備しておいてもらうことに。

23:30 硬膜外カテーテルを入れる

長女の時は、「ちくっ」とするくらいで一瞬で終わったけど、今回はとても時間がかかる。チクチクする痛みだけど、何度もなので結構痛かった。(陣痛がきている時は、痛みを感じないくらい)カテーテルが終わった時には、汗だくになっていた。

00:00 麻酔開始

カテーテルを入れ終わってから、痛みが増してくる。(五分間隔、子宮口1.5センチ)

麻酔の追加は1時間おきにお願いする。陣痛の間は寝て体力温存して過ごした。5分間隔〜3分間隔が続き、お腹の痛みは全く感じないけど、腰の骨(骨盤)が割れそうに痛む。助産師さんの話では、骨の痛みには麻酔が効きにくのだそう…。麻酔を入れた直後は痛みが軽減されてたので、麻酔が全く効かなかったわけではないと思う。

3:30 麻酔が効かない

我慢できないほどの痛みに「カテーテルを追加してください」とお願いする。一旦麻酔の種類を強いものに変えて我慢することに。

5:00 無痛分娩とは思えない痛みに!

叫び声をあげるほど痛くなり、ナースコール。ここで内診をしてもらうと、子宮口全開大。急いで分娩準備をしてもらう。

分娩台で5回ほどいきみ、助産師さんにお腹をおされた。

6:00 赤ちゃん誕生。

出血も少量。会陰切開もなく少し縫っただけですんだ。

私の無痛分娩は、一人目に続き、決して「無痛」ではありませんでした。痛みが少し軽減されたのかな?という感じです。でも、今回はいきむ時までしっかり意識があり、助産師さんの指示も理解できたし、陣痛の間に寝ることができたし、分娩時間9時間と一人目に比べると半分の時間で済んだので、無痛分娩にしてよかったなと思っています。

そして、何よりのメリットは、妊娠中に「無痛分娩にしている」という安心感があったことです。怖がりの私は、自然分娩にしていたら、臨月になってから恐怖で落ち着いて生活できなかったのでは…と思うのです。お守りがわりにも「無痛分娩」を選んで良かったと思います。

無痛分娩のリスクは病院でも言われていました。頭痛や足の感覚が戻るまでに時間がかかるかもしれないというものです。私の場合、そういったことは何も起きませんでした。ただ、出産当日は、背中が痛く、横を向いてしか寝れませんでした。先生に相談したところ、麻酔を何度かやり直したこと、局所麻酔をたくさんしたことによる後遺症とのことでした。一週間以内に収まるとの話でしたが、私は次の日には治っていました。

無痛分娩の費用とは?

無痛分娩が広まらない理由の大きな理由に、費用面の問題があるようです。確かに無痛分娩は、自然分娩よりもお金がかかります。帝王切開などは保険金が下りますが、無痛分娩の場合は、完全に自費となります。

無痛分娩を取り扱う病院は、食事や個室などにこだわりのある個人病院がほとんどなので、出産費用自体も高めのところが多いです。出産一時金の42万円内で無痛分娩をするのは不可能に近いと思います。

ちなみに私がお世話になった病院では、無痛分娩代が10万円(一人目の時は6万円)、出産費用の合計で65万ほどでした。地方中枢都市です。東京では、出産費用が100万を超える病院も多いとのこと…。

無痛分娩の費用は、地方により値段に大きく差があるようですので、病院に電話して問い合わせるのが良いと思います。

まとめ

「無痛分娩は危険」というのは間違いだと思います。

無痛分娩でも痛いものは痛いです。(たまに全く痛みを感じない人もいるという助産師さんの話でした)それに、後陣痛は普通に感じます。

無痛分娩を選択したからといって「楽をして産んだ」と思われたくありません。「無痛分娩」という名前は、何も知らない人に誤解を生みやすいですよね。

産婦人科の無痛分娩教室でも、痛みがなくなるわけではなく、自然分娩に比べて、痛みが10分の1程度になるものと言われました。

それでも、お金に余裕があるのなら、私は絶対に無痛分娩をオススメします!軽減できるかもしれないのに、すすんで死ぬほど痛い思いをする必要はないと思います。

2回も無痛分娩をした私が、無痛分娩で産んでも赤ちゃんへの愛情が変わらないことは保証します。

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