妊娠2ヶ月。妊娠初期の過ごし方は?気をつけなけらばならないことは?

妊娠中は人それぞれ症状が違いますが、妊娠初期は体がとてもデリケートな時期です。これまでと急激にホルモンバランスが変化し、体に様々な変化が起きるため、戸惑う人も多いとおもいます。妊娠初期の過ごし方で知っておいた方が良いことをまとめました。

妊娠初期とは?

妊娠2ヶ月〜4ヶ月の期間(4週〜15週)を妊娠初期と言います。この時期は、赤ちゃんの 器官が急激に発達する大事な時期です。3ヶ月の間に赤ちゃんには大きな変化が起きます。

妊娠2ヶ月(4〜7週)

妊娠検査薬を試す頃が5〜6週。妊娠2ヶ月の時期です。病院を受診すると超音波検査で赤ちゃんが入っている胎嚢(たいのう)が見え始めます。7週の終わりになると胎芽が2〜3センチに成長します。

妊娠3ヶ月(8〜11週)

丸く見えていた胎芽が成長して、胎児になります。骨や体の各器官が作られ始めるので、超音波検査で頭や手、足といったパーツが見える時期です。

妊娠4ヵ月(12週〜15週)

ママと赤ちゃんをつなぐ胎盤が完成し、赤ちゃんの成長がどんどん進みます。

妊娠初期のママの変化は?

①少量の出血

生理予定日あたりに少量の出血が起こる人もいるようです。この出血は必ず起こるわけではありません。

②吐き気

妊娠初期には、気分が悪くなる人が多いです。胃のムカムカ、なんとなく体調がすぐれないという人が多いようです。

③微熱や体のほてり

妊娠により、体温が高い状況が続き、微熱が続く場合があります。

④胸の張り

普段の生理前以上に強い張りを感じる人が多いようです。

⑤下腹部痛

早い人の場合、妊娠検査薬で陽性が出る前に痛みを感じることがあります。生理痛の下腹部痛と似ています。

⑥だるい、眠い

多くの人が眠気やだるさを感じます。日中も眠くなる人が多い、仕事や家事ができないほどのだるさを感じる人もいるようです。

⑦味覚が変わる

妊娠後に味の好みが変わる人は多いです。今まで好きだったものが食べられなくなることもあります。

妊娠初期に食べやすいものは、トマト、グレープフルーツ、炭酸飲料、フライドポテトなどがよく挙げられます。

妊娠初期の過ごし方は?

①つわり症状への対応

早い人では5週ごろからつわりの症状を感じるようです。12週ごろに徐々に治ってくる人が多いようですが、中には出産するまでつわりが続く人もいます。

つわりの症状は、主に吐き気、頭痛、匂いに敏感になるというものがです。何かを食べていないとダメな「食べづわり」になる人もいます。

つわりが酷すぎると、嘔吐で脱水症状を起こしてしまう人もいます。つわりの時期は、食べられるものを食べられるだけ食べて良いと言われています。自分なりのつわりが少しでもラクになる方法を見つけ出して過ごすようにしましょう。

②服装はラクなものを

妊娠初期は、体の冷えと体を締め付けすぎることはよくありません。血液を介して赤ちゃんに栄養を届けるので、ママの体が冷えていると栄養が届きにくくなるのです。ゆったりした服を選び、体をリラックスさせて過ごしましょう。

③長時間の外出は控えよう

妊娠初期は長時間の外出を控えましょう。安定期に入ればお出かけもしやすくなるので、それまでは少しの我慢です。妊娠初期は、満員電車で貧血を起こしたり、人の匂いで具合が悪くなることも。車でのお出かけもちょっとしたことで具合が悪くなる可能性があるので、近場にしておきましょう。

また、外出時には、母子手帳、保険証、携帯電話を忘れずに持っていくようにしましょう。

④とってはいけない食材に注意

妊娠中は食生活が赤ちゃんの成長に影響をします。つわりがそこまでなければ、葉酸、鉄分、カルシウムなどを積極的に取るようにしましょう。つわりで食べられない場合、サプリメントを利用するのがおすすめです。

私は上記のピジョンのサプリメントがおすすめです。西松屋よりもアマゾンで購入する方が500円ほど安かったですよ。


値段を抑えるならこちらもおすすめ。葉酸の量はピジョンのものと同じです。

妊娠中にとってはいけない食材は、刺身などの生もの、うなぎ、刺激が強いものです。妊娠中は抵抗力が低いので、食中毒を起こす可能性が高まっています。

妊娠初期にしてはいけないことは?

①激しい運動

ウォーキング程度なら、体調の良いときはしても大丈夫ですが、激しい運動はやめておきましょう。

②重いものを持つ

妊娠初期に重いものを持つと、下腹部に負担がかかり、腹痛の原因となります。重いものの購入は、家族と一緒に行ったり、ネットで購入したりするようにしましょう。

③アルコール、カフェインの摂取

アルコールやカフェインは赤ちゃんの発達に影響を与える恐れがあるため、摂取しないようにしましょう。ちなみに、1日にとって良いカフェインはコーヒー一杯と言われています。

どうしても飲みたい場合、ノンアルコール飲料やノンカフェイン飲料を利用するようにしましょう。

④タバコ

妊娠中のタバコは絶対にダメです。タバコをするママから生まれた子は、低体重児になる傾向が強いというデータも出ています。また、乳幼児突然死症候群にかかる可能性も高くなると言われています。

⑤ヒールの高い靴

妊娠中は、貧血になりやすいし、バランスを崩して転びやすくなっています。スニーカーやぺたんこ靴がおすすめです。

まとめ

妊娠初期は、体の急激な変化についていくのが大変です。妊娠期間中で一番辛かったという人が多いのもこの時期です。つわりの時は、赤ちゃんのため‥と食べられないことをつらく思う人もいるようですが、サプリなどで栄養補給しながら、自分が食べたいものを食べて大丈夫です。心配しなくても安定期がきたら、バランスの良い食事を取れるようになるはずです。

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