小学校教師が妊娠!?どうする!?【体験談】

小学校教師は責任のある仕事です。

4月に預かった子供たちは、3月までは自分の責任。なんとかして成長させてあげよう!と思う先生方は多いのではないでしょうか。その教師に妊娠が分かった場合・・・。

私の場合、一番に頭に浮かんだのは、「クラスの子供たち&保護者にどう伝えたらよいのか。」です。子どもたち、保護者はどう思うだろう。担任の妊娠により、途中で担任交代することを嫌がる保護者も多いと聞きます。

私はまず、学年主任に伝えました。妊娠が分かったのが9週と早かったので、3ヶ月になる頃に「実は‥」と切り出しました。安定期に入る前に話をした理由は、つわりで辛く急に具合が悪くなる可能性があったこと、学年での活動で迷惑をかける可能性があると思ったからです。主任が女性で妊娠経験のある先生だったので、心強かったです。学年主任が男性の場合や関係がうまくいっていない場合は、信頼できる年上の先生に相談するのがよいと思います。

学年主任との相談により、管理職にも安定期に入る前に伝えることになりました。保護者への対応など不安に思っていることを色々と話して、今後の対応を検討してもらいました。

学年主任と管理職だけが知っている中で無事に安定期に突入。

同僚には職員会議で管理職から話をしてもらいました。

保護者へは保護者会で知らせることになりました。クラス会の前に管理職に教室にきてもらい、事情を説明してもらいました。「産休に入った後どうするのか。代わりの先生はすぐに見つかるのか」など、保護者が不安に思うことを管理職からきちんと説明してもらうことが大切だと思います。

私の場合、高学年を担任していたので、保護者会に欠席する保護者も多く、学級通信でも知らせることにしました。管理職からの説明のおかげで、私は暖かい言葉をたくさんいただき、優しく見守ってもらえることになりました。

子どもたちへは、保護者会の日に「実は先生のお腹には赤ちゃんがいます。」と発表。クラス中が大騒ぎになりました。女の子たちはもちろん、いつもは反抗的な子までも「お腹を触っていい?」と言ってきたり・・。子どもたちの優しさを感じました。

担任をしながらの妊婦生活は大変です。頑張りすぎて流産をした、早産になったという話をよく聞きます。教師の代わりはいてもお腹の子の母は代わりがいません!!

今、妊娠中の先生方には、周りに甘えられることはどんどん甘えて、できるだけ安静に、無理をしないようにしてほしいです。

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