本を読む事で得られる事は?子供はもちろん、教師も本を読むのは大切!

読書の秋ですね。何年も前から子どもたちに読書週間をつけようという取り組みは様々行われています。朝読書や図書室の充実などに取り組む学校も多いのではないでしょうか。

ところで、先生方の読書はどうでしょう。ビジネスマンの中には年間数百冊読む方もいます。しかし、教師で本を年間数百冊読むという人は聞いたことがありませんでした。

初任の頃は、教育書を参考にすることも多いと思います。問題は、働きだして5年を過ぎた頃からです。「本を読まなくても困らない。」という状況になるのです。 もちろん「忙しくなる」という理由もあるでしょう。

本を読む事で得られることは?

本を読むことで教師の人間力を高めることができます。

私の尊敬する先生は週に1冊は教育書以外を読むとおっしゃっていました。そうです!教育書でなくてもいいのです。

教育書を読むことは、明日の授業に直接的に役立つし、教育に関しての視点を増やせます。
役立つことも多いのですが、最終的に問題となるのは、子どもとの人と人としての関係。教師の人間力だと思います。

一人一人違う、子どもが持っている様々な感情を理解できる感受性。子供が悩んでいるときにそれを突破するのにぴったりの言葉の引き出しを持っていること。

色々な分野の本を読むことが大切です。ビジネス書でマネジメント能力を学んだり、エッセイから様々な生き方、考え方を学んだり、小説の登場人物に感情移入してみたり・・・。

心に残ったところは書き留めるのが大切

尊敬する先生が、毎週読む本の中で、心に残った言葉を書き留めているノートを見せてもらったことがあります。なぜその先生は、いつも心に響く言葉で子どもたちに語りかけることができるのか、理由の一つが分かったような気がしました。

その頃の私は、「自分に話のセンスがないのか」「人をひきつける魅力がないのか」と子どもたちの心に最も大事なことが伝わらないことを悩んでいました。問題は、自分の引き出しの少なさ、知識の浅さだったのです。その日から、読書習慣の真似をすることにしました。

まとめ

 本を読むことは、教養を高めることになり、それは教師としての人間性を高めることにつながります。忙しい毎日の中でどうやって本を読む時間を作るんだ?と思う人も多いはずですが、どんなに忙しい人でも時間は作ればできるはずです。毎日5分でも本を読む習慣をつけたいですね。

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