教師の仕事の1つに委員会活動の指導がありますよね。私も毎年、様々な委員会活動の担当をしてきました。
なぜか、私がよく担当になるのは「集会委員会」です。私の勤務校では「集会委員会」とは、月に何度かある「ゲーム集会」で行う遊びを考えて、司会進行をする委員会です。
遊ぶ対象がクラスではなく、全校というところがなかなか難しいのです。委員会の児童が何をするのか決めるのですが、アイデアを出すのは教師。集会がうまくいくかは教師のアドバイス次第なのです。
集会活動で使える3つのネタ
①猛獣狩りに行こうよ
前に立つリーダーを集会委員が行います。振り付けを恥ずかしがらずに大きな声で出来るように練習しておきます。
リーダー「猛獣狩りにいこうよ」
全員「猛獣狩りにいこうよ」
リーダー「鉄砲だって持ってるし」
全員「鉄砲だって持ってるし」
リーダー「やりだってもってるぞ」
全員「やりだってもってるぞ」
リーダー「あ!」
全員「あ!」
リーダー「あ!」
全員「あ!」
リーダー「◯◯◯」(動物の名前を言います)
全員(何文字の動物か数えて、その人数で手をつないでその場に座ります)
※「必ず違う学年の子を1人は入れる」とか「必ず男女混合」とか何かルールを決めてあげると、盛り上がります。自由にすると、大体同じクラスの友達とだけ手をつなぐ状況になりがちです。
②増え鬼
鬼がタッチするごとにどんどん鬼が増えて行く「鬼ごっこ」です。最初の鬼は集会委員の子にします。事前に放送などで呼びかけ、全員に赤白帽子を集会に持参させます。鬼は赤、他の子は帽子を白にします。タッチされたら、帽子を赤にして、鬼となっていきます。
※長く続けすぎると全員が鬼になってしまうので、適当なところで、集会委員が笛を吹いて終わりにするのがポイントです。そのときに、帽子が赤の子(鬼になってしまった子)はその場に座らせます。立っている子に全員で拍手をします。
③じゃんけん列車
かもつれっしゃ シュッシュッシュ
いそげいそげ シュッシュッシュ
こんどのえきで シュッシュッシュ
つもよにもつ がっしゃん
CDが全校児童に聞こえるように準備をしておきます。歌に合わせて電車の真似をしながら動きます。「がっしゃん」の部分で、近くにいる人と手を合わせてじゃんけんをします。ジャンケンに負けた人が勝った人の後ろに行き、肩に手をおいてつながります。何度も繰り返し、だんだん長い列車になっていきます。
※クラスでは、1列になるまで続けるのですが、全校集会では危険です。ある程度のところで、「次が最後です」とアナウンスをさせ、先頭の人を立たせて拍手して終わるのがよいでしょう。
※低学年向けの遊びなので、集会の並び順を工夫したほうがみんなが楽しめます。例えば、最初から6年生の横に1年生…などと並ばせておくと、6年生も1年生との関わることで、この遊びを楽しんでくれます。