FP(ファイナンシャルプランナー)3級を産休・育休中に独学取得。勉強法は?

産休・育休中、どんな風に過ごされますか?よく言われるのは、子どもと思いきり関わっておくこと。もちろん、1番大切なことだと思います。しかし、「それだけ…で終わりたくない。」と私は、資格取得を目指すことにしました。

何の資格を取ろうか…と迷ったのですが、教師しか経験がなく、経済や保険など一般常識と言われることを知らないことがコンプレックスでした。そこで、FP(ファイナンシャルプランナー)3級の資格を取ることにしました。

FP(ファイナンシャルプランナー)とは、一言で言えば「お金の専門家」です。住宅のご購入や保険の見直し、老後の生活資金についての他にも子供たちの教育費についてなど、様々なお金に関する疑問や悩みを解決するための専門家、あるいは資格の総称です。

日本では多種多様な価値観が生まれていますが、収入や支出、資産などの情報をしっかりと把握して生涯の生活設計(ライフプラン)を立てる必要があります。このライフプランを実現するために資金計画を立て、そして達成することが、FPの主とした業務となります。

FP3級だけで、仕事としてやっていくのは難しいようですが、日常生活にも役立つので、主婦(育休中)の人は、勉強して損にはならないと思います。

FP(ファイナンシャルプランナー)3級の勉強法は?

本当にまっさらな状態からの勉強。産休になってすぐ勉強を始めました。娘が産まれて、2ヶ月後に試験を受験したので、3ヶ月の勉強期間で合格することができました。娘が寝ている間に、毎日1時間くらい勉強するだけで、正解率は9割以上でした。

私の行った勉強法を紹介したいと思います。もちろん完全独学です。使った参考書、問題集は2冊のみ。

みんなが欲しかった!FPの教科書3級(2016-2017年版) [ 滝澤ななみ ]
みんなが欲しかった!FPの教科書3級(2016-2017年版) [ 滝澤ななみ ]
みんなが欲しかった!FPの問題集3級(2016-2017年度版) [ 滝澤ななみ ]
みんなが欲しかった!FPの問題集3級(2016-2017年度版) [ 滝澤ななみ ]

色々な本が出ていますが、たくさん手を出すよりも、自分が「分かりやすそう」と直感的に思った参考書を集中して繰り返しやるほうが力になります。

まず、知識が何もないので、「教科書」を1章ずつ読み、ノートにまとめていきました。学校の授業のように、大切なところは赤ペンで書いていきます。最後までノートまとめが終わったら、一通り、理解は出来ている状態です。

そこで、2回目は「教科書」を一章ずつ読み、同じ部分の「問題集」に挑戦しました。問題を解くことはすぐに終わりますが、その3倍くらい時間をかけて、解説を読みながら間違った部分を覚えていきます。このとき、間違えていない問題も解説を読み、必ず確認します。(正解したことでも、違う角度で出題されると間違うこともあるので…。)

問題集も全ての章終わった時点で、過去問に取り組みました。過去問も見直しに時間をかけます。

最後に、間違えやすい部分だけをノートにまとめて、暗記。試験に臨みました。これをすべてやっても、90時間くらい(1日1時間×90日)で出来ます。

産休・育休中に気軽に取れ、実生活に役立つ資格として、FP3級はおすすめです。

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