小学三年生。本格的に楽譜を読むための学習が始まりますよね。ここでつまずく子も多数出てくる時期。楽しく読譜指導をする方法をご紹介します。
①音名カルタで遊ぶ
・「ど」〜「高いど」の音符をなぞって音符カードを作らせる。一枚一枚切り離す。階名を書き込んでおく(裏かすみ)
・グループを作ってカルタとりをする。教師が短い節を弾き、四分音符の給付で「はい」という。それに続けて子供は階名唱をして「はい」の合図でカルタをとります。
・ちなみに上級編がこちら。最後に歌った音のカルタをとります
②リズムカルタで遊ぶ
・教師が作っておいた音符や休符をなぞり、切り離してリズムカルタカードを作る。読み方を書いておく(裏かすみ)
(1)読み方のカルタ
教師が読み方を言った後、カルタを取らせます。
(2)リズムを聞き取るカルタ
教師がリズムを打った後、カルタを取らせます。
リズムカルタをするときは、小型の打楽器や足踏みなどで拍を打ちながら調子よく音符の読み方を言ったり、リズムパターンを打ったりするのがオススメ。
リズムを聞き取る練習のカルタは、2枚・4枚と組み合わせて並べ方を工夫するとリズムフレーズが出来上がります。これをリレーで打たせたり重ねたりするのも面白いです。