2年生の図工でおすすめの題材は「ザリガニの絵」です。
生活科でザリガニを飼育しているクラスの先生には、ぜひチャレンジしてほしいです。
「ザリガニの絵」の書かせ方の手順
①ザリガニを2人に1匹用意する。触ったり持ったりして親近感を持たせる。
②机を下げる。床でザリガニを見ながら、四つ切り画用紙にはさみから下書きをする。(油性ペン使用)大きく書いて、はみ出した子には、4つ切り画用紙を付け足す。
③色を絵の具で塗る。赤と黄色を使って、ザリガニを見ながら塗る。「色の探検だよ」と言って色に少しずつ変化をつけるように促す。紺色を少しだけアクセントにする。
④水草や隠れ家を描き、画用紙に青や緑の絵の具と水を一面に塗る。
⑤④の画用紙を隠れ家や水草の形に切る。
⑥ザリガニを切って、水草や隠れ家の配置を決めて、色画用紙(黒・紺など)に貼る。
※ハサミが小さい子には、体を大きく書くよう声をかける。
※のりは少しずつのばしながら付けさせる。
※切るのが苦手な子は、大まかに切り取らせてよい。
※触った感想や一言を画用紙の空いているところに書かせるとより個性が出る。
立体感が出るため、見栄えがします。低学年の「図工展の展示作品」として取り組むのもよいかもしれません。2時間の授業では、とても終わらないので、計画的に取り組む必要があります。全ての行程には、最低でも6時間程度必要です。
私がクラスで実践した時の写真を撮っていなかったので、同じような取り組みをしている他の学校の画像のリンクを貼りました。参考になさってください。
https://goo.gl/images/X3ne34