どの学校でも書かれている週案簿。
週案をどうやって書こう?教師を始めた頃の私の悩みでした。
毎週提出しなければならないものなのに、いやいや書くのはつらい。
せっかく書くのなら実際の指導に結びつくものにしたいですよね。
週案簿は学校によって違っていたり、個人の好みで選べたりすると思います。
私は、左側に週の予定が書けて、右側がノートになっているものを使っています。
いつも心がけていたことは、全ての情報を週案簿に書き込むこと!
ノート魔になることです。
教師は本当に忙しい。覚えておかなければならないことはたくさんある。
子どもの様子でよかったことや気になったこと(個人名は出さずにイニシャル)
他の先生方に教えてもらったこと
学年会で決まったこと
これからの指導で使えそうなネタ
保護者からの話(子どもの家での様子や苦情)
授業のアイデア。
すべてを週案のノート部分に書きこみます。
全ての情報を書き込むことのよさ
1 管理職にクラスの様子や学年でやろうとしていること、今考えていることが伝わる。
(もちろん、大切なことは口頭で伝えます。)
2 すべての情報は週案にあるという安心感。
色々なノートに書いているとありがちな「どこに書いているのかわからない!」という
困った事態を防げます。
週案簿の左側の部分、週の予定のところは、科目、単元名、目標を必ず書きます。
授業後に、次回改善できそうなことが見つかったら、目標の下に赤字で記しておきました。
やらなければいけないことが多すぎて、授業を振り返る時間なんてない!
そんな状況でも、直後の振り返り(一言だけ)で授業を改善していけると思います。
ちなみに、週案簿を書くのは、前週の金曜がおすすめ。
次週の見通しが立つため、物の準備や人に協力してもらう単元も早めにお願いできます。
なにより、週末、次の週の見通しがたつことで、気持ちが楽になります。
週案簿。
せっかく書くのだから、工夫して充実したものにしていきたいですね。