サーキットトレーニングを取り入れた体育(低学年)

小学校低学年の体育授業。

私は、サーキットトレーニングを取り入れるようにしていました。
なぜかというと、体育の授業って教師がチャイムがなる前に校庭に行くのってなかなか難しいのです。前の授業の片付けやトラブルの処理などをして、自分も着替えて…となるとバタバタです。

サーキットトレーニングを取りいれると、チャイムと同時に子どもたちはやることが分かっているので、小学1年生でもきちんと指導していれば、自分たちだけでトレーニングをすることができます。

最初の5分は、いつもサーキットトレーニングをするようにしていました。
運動量の少ない単元でも、体を存分に動かせるところもよいところです。

ただし、安全面には注意が必要です。危険のないことをサーキットとしてやらせること、もし転んだり怪我をしたときのことも指導しておくこと。同じ時間に他クラスも体育をする場合は、そのクラスの担任にも許可を取っておく必要があります。

低学年のクラスで実際にやっていたサーキットトレーニング

①運動場を1周走る

②ジャングルジムを上がっておりる

③のぼり棒を上がっておりる

④タイヤをつかって、跳び箱

⑤鉄棒(つばめ→ぶたの丸焼き)



⑥一度集合して体操

⑦鬼ごっこ(増え鬼)

増え鬼とは…→http://45web.net/fuyasi_oni.htm

小学校体育授業の重点指導(低学年編) [ 白旗和也 ]
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体育の教科書 小学校低学年〜高学年用 日本ではじめて!
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ここまでやってから、今日のお勉強のスタート!です。
低学年は、毎回同じことをやる時間があるほうが子どもたちが安心するようで授業でやりたいこともうまく進みます。

低学年の体育サーキットトレーニング【体育館バージョン】

①平均台の上を歩く

②マット(前回り、横転がり)

③ステージの上り下り

2人ずつのぼる→奥の壁にタッチ→おヘソをつけながらステージからおりる

④ろくぼく

上まで言ってタッチしたら、おりる

⑤けんけんぱ

⑥アザラシ歩き、おしり歩き

10分でわかる!体育授業のコツ 新学習指導要領に対応した 小学校低学年 学習カード付き
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体育館のサーキットトレーニングは、物の準備があるので5分では終わりませんが、その日の授業の内容によっていくつかを選んで行うようにしています。

ところで、体育の授業は、物の準備のさせ方もコツがありますよね。

私は、グループ(班)のメンバーに、それぞれA,B,C,Dなど役割を決めさせておき、「マットは、AとBが取りにいきます。Cは平均台、Dはフラフープを持ってきます。」という風に具体的に指示します。
この方法は体育以外でも使えるし、混乱を避けられるのでおすすめです。

具体的に指示をしないと、低学年の場合、「みんなで準備しよう。」というと、全員が目的物に向かって走っていき、持ってくる前にトラブルが起きることが多いです。

子どもたちに1番人気の授業である体育。
時間をムダにすることなく、45分間でたくさん体を動かせる授業を目指しています。

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