小学校教師はストレスの多い労働環境に置かれています。「辞めたい」と考える人がいるのも当然です。→http://site2.kmama-syufu.com/teacher-retirement
私の友人の中にも教師を辞めて転職した人が何人かいます。「小学校教師を辞めて転職できるのか?」ですが、結論として…「できます」。私の友人たちは、みんな教師を辞めて転職しています。
教師を辞めた場合、どんな転職先が考えられる?
①幼稚園教諭・保育士
免許が必要ですが、「子どもは大好きだけど小学校には合わなかった」という人にはおすすめです。小学校を2年で辞め、幼稚園教諭として長く働いている友人は「労働時間が短くなって、子どもも反抗しないからストレスが減った」と言っています。
②小学校の講師
転職と言っても職場は変わりませんが…。責任の重さがストレスだという人は、常勤・非常勤講師や育休代替の職を探してみるとよいかもしれません。正規採用の教員は、立場が保証されている反面、責任の重さも大きいですよね。
③塾講師、家庭教師
「教える」ことを極めたい人にはおススメです。公立学校だと教える内容から教え方まで制限されて、窮屈になることがあります。塾や家庭教師は結果を出せれば、自由に教えられます。結果を出さなければならないプレッシャーはありますが、生徒指導からは解放されるかも…。
④事務
比較的、教員から転職しやすいと言われているのが、事務です。教員の仕事にも成績処理やパワーポイントの作成など各種書類作成の仕事がありますよね。ワードやエクセルが使えない教員というのは見たことがありませんので、事務仕事が得意な人は転職先によいかもしれません。
⑤営業
これまでと全く違うことをやりたい人は、営業に転職することもできます。実際、小学校教員から営業に転職して「この仕事の方が向いていた」という人もいます。
小学校教員を辞めて転職するデメリットは?
①給料が下がること
どの職種についた友人も「給料が下がった」と言っています。大企業に転職できれば別ですが、待遇面でよいのは、やはり公務員である教員なのでしょう。
②社会的地位が下がること
教員の地位は下がったと言われていますが、やはりほとんどの保護者や子どもたちから「先生」として扱われています。民間企業にいくと、驚くことも多いのではないでしょうか。
まとめ
どの仕事にも大変さはあるはずです。責任は軽くなっても給料が減り、それがストレスになる可能性もあります。ただ仕事には、向き、不向きはあると思います。
民間企業から教師になった先輩は「この仕事内容でこの給料もらえるのなら、小学校教師っていい仕事よね」と言っていました。人によって感じ方は様々だし、置かれている状況も様々です。
教員を辞めようと思うのなら、よく考えて後悔のない決断をしましょう。せっかく教員試験に合格したのですから…。
でも、体を壊してまで働く必要はないです。自分の本当の幸せとは何かを考えてみるといいですね。
辞めると決めたら、まずはゆっくりと自分が何に向いているのか、何をしていきたいのかを考えることが大切です。
その結果、事務や営業など全く別の職種に転職したいと考えた人は、無料で登録できる転職エージェントを利用しましょう。自分の特技や強みを生かした転職先を探してもらえます。