「京都は赤ちゃん連れに優しくない。」
これは関西に引っ越してきた私が最初に感じたことです。
赤ちゃん連れに優しくない理由の1つは、駅周辺には、授乳室が少ないということ。
私は、京都で電車を降りたら、いつも真っ先に「京都伊勢丹」に向かっていました。この周辺には、伊勢丹しか授乳室がないのです。
2つ目の理由は、地下鉄の不便さです。地下鉄に乗ろうとしても、エレベーターの数が少ない上、そのエレベーターが出口から遠いところに設置されているのです。
赤ちゃんを連れて長距離歩くのは辛いですよね。
3つ目は、バスに乗るのも辛いということです。バスに乗ると、観光客が多いため、泣き出さないかといつもドキドキしなければならなりません。
また、観光地として有名な神社やお寺は砂利道のため、ベビーカーが押しづらいのです。もちろん、授乳やおむつを変える場所にも困ります。
娘が2歳になり、大分楽になってきたのですが、これまで京都は行きたくない場所の1つでした。
ところが、先日、友達とランチをした店は、赤ちゃんにとても優しかったのです。
「京都も捨てたもんじゃない」と思えるお店だったので、授乳中や離乳食の子どもをもつ人には、ぜひ行ってみてほしいと思います。
お店の名前は「ワンサカンサ」。
京都伊勢丹の7階にあるイタリアンのお店です。
おすすめの理由は、「とにかく便利」なことです。
①お店のすぐ横はベビーコーナー
京都伊勢丹の7階は、ベビー服売り場の階なので、お店のすぐ横にベビーコーナーがあります。途中で赤ちゃんが泣き出しても逃げ込む場所があるのは、心強いですよね。
②キッズメニューが充実
お子様ランチが2種類用意されています。また、1〜2歳児用のメニューというのが用意されているのがありがたかったです。
もっと小さい子ども用には、離乳食が無料でサービスされている。
③雰囲気も子供づれに優しい
平日のランチ時間に訪れたところ、8割以上が子ども連れ、多少騒いでもお互いさまな雰囲気でした。
店員さんも子どもに慣れているようで、娘がスプーン2回も落としたのに、嫌な顔をせず、すぐに新しいものを持ってきてくれました。
もちろん、ベビーチェアーや子供用の食器も用意されているし、子連れで気兼ねなく入れるレストランというのは本当にありがたいです。
ランチの内容は!?
お昼は、ランチメニューが1200円くらいから食べられます。
パスタやビザ、ステーキなどからメインが選べて、サラダもついてきます。
このサラダが大きくてびっくり!!
8種類の野菜が一皿でとれるようになっているということ。女性には嬉しいですよね。
ちなみに写真は、デリカテッセン盛り合わせがついた店長おすすめセット。
子どもが多いとはいえ、さすが伊勢丹。
お店の雰囲気がよく、目の前に京都タワーがきれいに見えます。
観光で京都に来ている人にもおすすめできるお店です。